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9年目に突入! - アート事業、本格化

更新日:4月6日

こんにちは!

さつきデザイン事務所9年目! みなさんいかがお過ごしでしょうか?

元気にしていますか。


2017年、38歳で起業して、今、2025年、46歳。毎年思うけどあっという間。

色々ありますが、無事に2025年4月1日を迎えることができました。


こうやって継続できているのは、いつも私を気かけてくださる人たちが、そばにいて励まし、支えてくださっているからです。本当に、本当にいつもありがとう!




アトリプシー/ART+3C、本格化。


アトリプシー

2024年1月から始めた、アトリプシー/ART+3C。

人生には限りがあるのだと気づいた日。わたしたちは、言葉では言い表すことができない、大きな痛みや辛さ、不安、孤独を味わいました。そして、この不安は闘病後も続きます。


だから、わたしたちが生きていくために、少しでも不安や苦痛を伴わないように。そして、生きる力の源となる喜びや幸せを感じられるように、ケアとアートのしくみを社会に提案しようと立ち上がりました。


やり始めて1年が経ち、2025年は2年目となります。自主事業をやると決めて、実際にやり始めたのだけど、本当に思っている以上にお金がかかり結果が見えない。この緊張感を耐えぬいて、事業を成功させることはできるのだろうか。とにかく情熱を持ってやり続けていこうと決めているので、私が継続できる歩みで進めていきます。どうぞ、皆さまお好きなタイミングでご参加くださると嬉しいです。


2025年のスケジュール:

4月~6月に患者向けのワークショップを開催し、参加者を募って絵を描きます。

7月~8月で私がスカーフのデザイン制作を行い、9月にサンプルづくり。

10月~11月に撮影とウェブ制作、パンレットなどの制作を行い、12月に展覧会をして、2026年1月~2月に受注を行い、3月に製造、4月にお届けという流れで進めようかと思っています。


参加してみたいがん患者さんは、info@art3c.jpまでご連絡ください。

※癌の種類は問いません。

※治療中、経過観察中の方が対象です。

※小児がんを患う子どもたちは保護者と一緒にご参加ください。



アートミーツケア学会に入会し、研究を発表。


人間が生きていく術としてのアートの新しい可能性を社会に提案し、医療、福祉、教育、コミュニティなどの人間の生を支えるケアの現場にアートを持ち込むことや、分野を超えて学際的な研究を推進されていることに共感し入会した、アートミーツケア学会。


2024年、入会を機にエッセイを書き、オンラインジャーナル15号に掲載してもらえました。そして、2025年には、[報告]アトリプシー/ART+3C わたしたちでつくる、ケアとアートのしくみ:アートを用いた自己表現とケアを生みだすコミュニケーションデザインの実践的考察を書きました。


森合音さんのコメントはこちらから、お読みいただけます。 https://artmeetscare.org/wp-content/uploads/2025/03/A.Mori_vol16_44-45.pdf


自分のやっている取り組みを、研究という観点で見てみるという行為は、大学院で得た技です。事業と研究を行き来することで、より社会に役立つ行いができると思っています。ケアもアートも、ウェルビーイングもふんわりしていて、明確なものやことではないけれど、そういう捉えにくいものを得意のデザインで表現していくことが私の使命であり、やりたいことです。



お仕事について


闘病も終わり、抗がん剤で損傷した腎臓も肝臓も人並みの数値に戻り、今は半年に1度の検査(再発していないかチェックする)をしています。だから、体調はほぼ問題ないです。髪の毛は相変わらずあんまり元気よくは生えてこないけれど、スカーフ巻いているからいいかな!って思って暮らしています。

回復して元気にしておりますので、何でもご相談ください!



仕事の方向性


1.ブランディング事業(プロデュース業)



①ヘルスケアアート分野


今までの経験と学びを活かして、患者や患者の家族視点でのプロジェクトに携わりマネージメントしています。とはいえ、まだまだ経験不足な部分も多いので、デザイナーやディレクターとしてチームにジョインさせてもらえると嬉しいなと思っています。体験づくりから、啓蒙活動、患者視点での新規事業やイベントなどに挑戦していきたいです。



②ものづくり分野


繊維、アパレル、美容、印刷と様々なジャンルのものづくりを支援しています。これからも日本のものづくりや新規事業の立ち上げる際の伴走者として、事業者様と共に新しい価値を世に提案していきたいと思っています。




2.プロジェクトマネージメント(ディレクション業)


広告代理店様よりお声がけいただく案件にジョインし、プロジェクトマネージメントをしております。クリエイティブディレクションも平行して行いますので、PM、CDが必要な場合はお声がけください。どのような案件を受けているかは守秘義務がございますので、お伝えすることはできませんが、規模として1000万~の案件のデジタル領域のプロジェクトのマネージメントが多いです。

あとお洋服のプロジェクトマネージメントもやっています。



3.アート事業



mien がん患者のためのもしもに備えるノート
がん患者のための もしもに備えるノート 美縁-mien-

①アート制作


私の描いた絵を用いて制作をしています。表紙やキービジュアルに使っていただけると嬉しいです。 もしもに備えるノート mienの西さんが作られたもしもに備えるノート。あなたの「これまで」と「これから」を見つめ、今を大切に生きるためのノートの表紙に使っていただきました。 ②アートを用いた教育


私の研究テーマである「遊びごころのある自己表現」について、コミュニケーション(人との程よい距離感)といった観点での教育プログラム(ワークショップ)をつくり実践しています。人と親密になる、分かり合えるというよりかは、自分を知って他者の遊びごころに少し触れることで、程よい距離感を保つことができるようなワークショップです。コラボレーションや企画内容もご相談して設計できればと思います。アートとケアのワークショップをお探しの際はご相談ください。



③アートと生成AI


あと、アート事業として実験中ですが、インクを用いて手描きした作品とAIを芸術表現に取り入れた新しい芸術を試みています。予測できないインクの交わりと生成AIは相性が良いような気がして。新しい表現方法を模索します。


​​​Ink Quantum Art(インク クオンタム アート=略して、インQアート)は、手描きのアートとAIをフュージョンさせ、不確実性を創造的に活用した新たな芸術表現の可能性を追求します。





9年目は、いよいよ10年目に向けて、さつきデザイン事務所を会社にできるといいなぁ・・と思っています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。


2025/04/01

さつきデザイン事務所 榎原理絵

さつきデザイン事務所/SATSUKI DESGIN OFFICE
(適格請求書発行事業者登録済み)

TOYONAKA-CITY, OSAKA,  JAPAN(日本)

info@satsuki.design

さつきデザイン事務所は、​大阪で企業ブランディングやパーソナルブランディングを行っているデザイン事務所です。

ブランドマネージメント・プランニング・ディレクションを行い、ウェブ制作・DTP制作などを行っています。

経営戦略をベースにブランドデザイン戦略へ落とし込んでいきますので、単なるビジュアル化ではありません。

皆様の企業価値を高めるお手伝いをしていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

また、「遊びごころを共有するためのコミュニケーションデザイン」を研究中。

​ケアとアートの領域で研究と実践を行っています。

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大阪 デザイン|さつきデザイン事務所
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