アートミーツケア学会 オンラインジャーナル第16号
- SATSUKI DESIGN OFFICE
- 4月1日
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アートミーツケア学会
要旨 本報告は、がんを患う当事者として筆者が、病気であっても、病気でなくても、人々がよりよく生きていける(well-being)しくみ(アトリプシー/ART+3C)を構築している中で、アートを用いた自己表現と、ケアを生みだすコミュニケーションデザインについての活動記録と実践を考察したものである。 まずは、自己表現にアートを用いた経緯を記述し、実践した結果やアートを用いたプロダクト制作について述べる。次に、アルコールインクアートのワークショップの実践内容と、アンケート調査の結果を報告する。また、筆者が選んだ参加者に絵を描いてもらい、その絵に込めた思いを言語化してもらった内容とプロダクトにした実践について述べる。このプロセスを経て、アートを用いた自己表現が自分自身のケアにつながるのか、プロダクト制作とコミュニケーションによって社会にケアを生み出すことができるのか、アトリプシーが、社会的意義のある活動になるように、研究と実践を交えながら今後の課題と可能性について考察した。 Key word:がん患者、ケア、アート、コミュニケーションデザイン、つながり ---------
闘病生活を経て様々な課題や気づきを解決すべく始めた「アトリプシー/ART+3C」。
その活動について、アートミーツケア学会 オンラインジャーナル第16号に掲載されています。よろしければ、読んでみてください。そして、感想などいただけるととても嬉しく思います。よろしくお願いいたします。

情熱は道を照らす光 たとえ暗闇でも、その光があれば進める